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執筆者の写真株式会社つむぐ

方程式やっちゃいますか

正直、ちょっと異端な講座です。

8回講座のその記念すべき第一回目が行われました。


3年生1人、5年生2人、6年生1人で始まりました。

夜の19:30スタートで、2時間×8回なので、少し過酷と感じる人もいるかもしれませんが、意外にも授業後の子どもたちの様子はイキイキ★

全員しっかりとついてこれました!


感想も「面白いっ!!!!」でした。




小学校で方程式を教えないのには、理由があります。

それは、一言で言うと“思春期以前”では、抽象的なことを理解しにくく、具体的なことの方が理解しやすいから”です。


方程式を使わない算数的手法と、方程式を使う数学的手法では、次のような違いがあります。


【算数的手法】

具体的な数量をもととして、「今ここがわかってるから、次にここがわかる」と、わかることを積み重ねて答えに近づく。


【数学的手法】

わからないものを一旦抽象的な文字『x』として、「xが、他の数とこういう関係にあるのだから、xはこうだよね」と、

答えを含めた全体の関係性から答えに近づく。





つまり、方程式は抽象的なアプローチの仕方で「わかりにくい」と感じる子が多いので、小学生に教えないんですよね。

あと、答えに使づく方法が真逆なので、子どもが混乱するのをさけるために教えないということもあります。


だったら、なんでこんな講座をやるの?

って思いますよね。

いや、『方程式は中学校から』でも別にいいとは、思うんですけどね

思うんですけど…


やれるならやっちゃってもいいんじゃない?

とも思うんですよ。

算数的手法の方がわかりやすいといっても、数学的方法も理解できれば、より深くのことが理解できるようになるのは明白だし、何より数学的手法が理解できるかどうかには、けっこうな個人差があるはずなんですよね。

むしろ方程式を使う数学的手法の方がわかりやすいという子も、けっこういるはずです(僕もそうでしたし、うちの子もそうです)。

プログラミング学習でも、めちゃめちゃ方程式のような考え方は出てくるし…

一律で“教えない”というのは、むしろ不自然な気がしますので、思い切って学ぶ機会を提供してみようと、この講座をやることにしました。

中途半端にさわりだけ教えるだけだと、むしろ混乱させちゃうかもなので、ガッツリやります。



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